トップメッセージ
カトージの歴史は昭和29(1954)年、ベビー用品の卸商『加藤治商店』を
愛知県犬山市に創業したことにさかのぼります。
『加藤治商店』は幅広い品揃えや地元密着の対応力を強みに、
徐々に事業を拡大。
高度経済成長やベビーブームの後押しもあって順調に成長を続け、
昭和48(1973)年に屋号を株式会社カトージと改めました。
転機が訪れたのは、1980年代前半のこと。
父である2代目社長と叔父である専務がヨーロッパやアメリカを視察した際、現地のお母さんたちが当時の日本では見たこともないカラフルで
おしゃれなベビー用品を使って子育てを楽しんでいる様子を目にし、感銘を受けます。
「これからはベビー用品もデザインの時代が来る」。
そう確信した父と叔父は帰国後、上質な木材を使用したベビータンスをはじめ、自社オリジナルのベビー家具の製造販売に着手します。
カトージが卸商からメーカーに転身し、「楽しいベビーグッズを。」という企業コンセプトが生まれた瞬間でした。
その後、ベビータンスからベビーチェア、ベビーベッド、玩具へと自社製品のバリエーションを増やしていくと同時に、
デザインと機能に優れた海外ブランドを発掘し、正規輸入代理店として卸売・直販事業を展開。また、お取引先様向けのOEM生産などのビジネスにも領域を拡げ、着実に地歩を固めてまいりました。
カトージが考える「楽しいベビーグッズを。」の創造とは、
赤ちゃんを育てる幸せ、喜び、そして大変さをしっかりと見つめ、ニーズをどこよりも早く、どこよりも素敵にかたちにしていくこと。
この姿勢は現在も脈々と受け継がれており、「スピード」「デザイン」へのこだわりは当社の基本的なDNAとなっています。
少子高齢化やグローバル化の進展など、日本は今、大きな転換期を迎えていますが、
私たちのベビー用品づくりへの情熱は衰えることがありません。
これからも「楽しいベビーグッズを。」を合言葉にカトージらしいものづくりを追求し、
皆さまから期待される企業であり続けたいと考えています。
今後とも、一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。